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だーれんの中国帰国日記~ちゃいなりぃ~

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【ことば】~大学に生徒はいない~(7/29)

北京にきて2年とちょっと、日本語を使う機会が相対的に減った。
と同時に語彙力も落ちてきている気がする。やばい。

日本人として、日本語に関してもっと関心を持たなくちゃということで、【ことば】に関して思ったことなどをメモ書きするページ。(2004/7/29)

◎生徒と学生
「うちの大学の生徒が……」という表現。これは「学生」というべきだと大学時代にある先生から聞いて納得。それ以来、私もこだわりを持っている。

「生徒」は主に中学・高校生に関して使う言葉。大学は学生。なぜなら、生徒は「教えを受ける者」だが、学生は「学ぶ者」。大学生たるもの教えを受けるばかりでなく、自ら学ぶ姿勢がなければならない。(ちなみに小学校は児童で、身体・精神ともにまだ十分に発達していない者。)辞書もに同様の説明があるが、意識して使っている人は多くないようだ。

どうでもいいことかもしれないが。「うちの大学の生徒が……」と聞く度に気になっている。大学の大衆化の流れの中で、実態が「生徒」になりつつあるという皮肉もあるけれど。

◎差別用語と言葉狩り
2004年7月28日の日記から
※1 「八百屋、魚屋」がいわゆる放送禁止用語になっていると、これを書いた直後、偶然知りました。「~屋」という言い方に問題があるらしいのです。私個人としては何ら差別意識がないことを表明しつつ、「禁止用語」というだけで使用を自粛する言葉狩りにも違和感があるため、ひとまずこのままにします。ただ仮に不快感を生じさせる言葉だとすれば敢えて使い続けるつもりもありません。時間を見つけて、こうした問題にも突っ込んでみたいとは思っていますが、無知が為すことゆえ、お気づきの点は何なりとご指摘頂けましたら幸いです。


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